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臍帯血(さいたいけつ)  その2

それでは今回は、「骨髄移植」についてのお話をしていきます。

骨髄移植をするにあたり、骨髄の”型”があう必要があると
前回お話しましたが、骨髄にもA・B・O・AB型の血液型のような
「HLA型」というものが存在します。
このHLA型はそれぞれの遺伝子型に2つずつあるため、合計
6つの型が存在します。

通常の骨髄移植では術後の拒絶反応を抑える・生着率を上げる
ために、6つすべてのHLA型を一致させる必要があります。
兄弟姉妹間では4分の1の確立で一致しますが、実際に4人
以上の兄弟がいる家は少ないので、家族間でも一致することは
稀です。
家族内で一致しない場合、公設の「骨髄バンク」を利用するように
なりますが、その場合、10~30万人のドナーが必要になると
言われています。

しかし臍帯血を利用する場合、臍帯血に存在する造血幹細胞は
まだまだ若く未熟で可塑性を持った細胞であるため、
最低でも4個のHLA型が適合すれば移植は可能であると言われて
います。
その場合、「バンク」を利用した場合でも、数万人のドナーがいれ
ばOKとなるそうなんです。


骨髄バンクのドナーとなるには、割と様々なハードルが存在します。
登録自体は通常の血液採取だけと簡単なのですが、実際に
自分の骨髄とマッチングした患者さんが現れた場合、骨髄を採取
するために、採取の前後で数日間(1週間弱くらい)入院する必要
が出てきます。
それも自分の長期休暇などを指定して・・・と言うわけにはいきま
せん。(患者さんは、一刻も争う状況ですからね。。)

また採取に伴う手術も全身麻酔を利用しての術式となるため、
体調が悪い状態では手術は不適当ですし、背骨を数箇所穿刺し
ての採取となるため、術後は丸1日の絶対安静なども必須となっ
てきます。(それに多少の痛みも伴いますよね、きっとダメダ

このように、骨髄移植のドナーさんはとても大切で必要な存在
ですが、いろいろな制限があるために、献血のように一般的には
なかなかなり得ないのが、現状なのです。

しかし「臍帯血」の場合は採取にあたり痛みは母子共にありま
せんし、通常廃棄してしまう部分の血液の利用なので、誰も損を
しないどころか”いいことずくめ!!”なんですおっけー
そういったことから、ぜひぜひ広く普及してもらいたいものなの
ですが・・・


「そんなにいいことなのに、ではなんで普及しないの??」という
あたりは、次回お話させていただきますz
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