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臍帯血(さいたいけつ)

今日は少し前にとある場所で質問された『臍帯血』について
お話しようと思います。

皆さんも「臍帯血」と言う言葉、一度は聞いたことがあるかと
思います。
日本でもまだまだ広く知られている、とは言いがたいものですが、
ここ香港でもさほど日本との差はないのかな?というのが私の
印象です。

まず「臍帯血」とは何か? 
名前は耳にするけど、実際のところよくわからない・・・と言う方も
いらっしゃると思います。

「臍帯血」、つまり「臍帯=へその緒」に流れる血液のことであって、
特に移植用に採取される臍帯血は、お母さんのものではなく、
赤ちゃん由来のものを利用します。


”そもそも、へその緒の血液って、お母さんの血液と赤ちゃんの
血液とがあるの???”
と言うところからお話した方が良いかもしれませんねラブラブ

へその緒には2本の動脈と1本の静脈、合わせて3本の血管が
通っています。

大人の身体の場合ですと《動脈》=心臓から送り出された、酸素と
栄養分に富んだ新鮮な血液、
《静脈》=全身をめぐって栄養分などを各臓器に提供し終わった、
心臓に戻される血液

ですが、赤ちゃんの場合はそれと反対で、静脈(臍静脈)血の方が
栄養に富んだ血液(お母さんから赤ちゃんに提供)となります。
ちなみに、お母さんの血液と赤ちゃんの血液は、直接混じりあう
ことはないんですよよう

赤ちゃん由来の血液の中には、”血液細胞を作り出すもと”
となる『造血幹細胞(ぞうけつかんさいぼう)』という細胞が
たくさん存在します。

この造血幹細胞がとても貴重なもので、赤血球や白血球・血小板
などの様々な血液の成分に成長していくのです。

骨髄移植(正式名は、造血幹細胞移植)が適応になる白血病や
再生不良性貧血などの造血器疾患では、この造血幹細胞が
正常に働かなくなり、一人前の白血球などの血球が作られなく
なってしまいます。そのため、移植によって新しい造血幹細胞を
植えつけてあげるのですが、移植するには「型」があう必要が
あるんです。


それでは次回は、『移植』に対してのお話を、少し掘り下げて
いきたいと思います。
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