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新生児黄疸について

”亜熱帯”香港も随分と涼しくなって参りましたが、まだまだ陽のあたる
部屋は、拷問のごとく暑いです・・・うーーーん
今日は久しぶりにご予約のない1日のため、汗をかきかき、のんびりと
ブログを更新したいと思います。


早速ですが新しいカテゴリーを作ってみました。
 『赤ちゃんのからだ』です。
頑張れそうだったら、今後「妊婦さんのからだ」シリーズも作って
いければ・・・と思っておりますが・・・いやはやにこにこ・・・


記念すべき第1弾は『新生児黄疸』について。

黄色人種の9割に見られるというこの黄疸。
実は日本で出産する方よりも、香港で出産される方のほうが
厄介だったりするんですよね。。。
どんな点で厄介なのか・・・順を追ってお話させていただきます。

まず、「新生児黄疸」とは何なのか?

赤ちゃんはお母さんのお腹の中にいたときは、自分で呼吸をしていませんね。
じゃ、赤ちゃんは息を止めているの???

・・・もちろん、そんなことはありません。
へその緒を通して、お母さんから酸素をもらっているのですね。
ただその酸素の量は、自分自身で肺を膨らませたり縮ませたりして
得られる酸素の量より、はるかに少ないのです。

その少ない酸素を有効に活用するために、赤ちゃん独自の血液(胎児血)には、
酸素を運ぶための赤血球が多く含まれています。

しかし生まれると同時に肺での呼吸が始まりますので、
たくさんあった胎児血の赤血球の大半は不要となっていきます。

古くなったりいらなくなった血液は肝臓で分解され、
「ビリルビン」という成分(黄色い色素を持つ)になって、おしっこや
うんちの中に排泄されるのですが・・・

でも赤ちゃんはたった今、生まれたばかり。
いきなり「完璧な人間」にはなれません。
肝臓をはじめ、様々な臓器がこれから活躍し始めるよ!という
段階のため、充分にビリルビンを排泄することができず、
身体に溜まってしまい、皮膚や白目が黄色く染まったように
見えるのです。

この新生児黄疸が出始めるのが、生後2~4日目くらいです。
また、ピークとなるのが生後4日目前後です。

日本では入院期間が長いため、入院中に黄疸が強くなった場合は
その場で治療を開始することが可能ですが、
香港の場合、入院期間が3日程度のため、
ちょうど黄疸が出始める時期と重なってきてしまうのです。

なので、「退院はしたものの、翌日も赤ちゃんを連れて黄疸の検査に
行かなくてはならない」
場合によっては、「黄疸が強くなってしまったため、赤ちゃんだけ
病院に逆戻り。ママは授乳のために時間ごとに病院に通う・・・」
なんてことも起こってくるのです。

・・・ちょっと大変なシステムですよねポロリ


では次に、「新生児黄疸になったらどんな治療が行われるのか?」
についてお話していきたいと思います。
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