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赤ちゃんの嘔吐

このところ産後のおっぱいのケアにお話が集中していたので、
今日は赤ちゃんについてのお話です。


皆さんもご存知の通り、赤ちゃんは大人に比べて「吐く」ことが多いです。

そのまま様子をみていても大丈夫な吐き、
できるだけ早急に病院に連れて行ったほうが良い吐き、
違いは何でしょう?


そもそも赤ちゃんが吐くのは、胃の入り口の筋肉が未発達なため、
飲んものが逆流しやすいからです。

おっぱいを飲んだ後、咳き込んだりげっぷをした拍子に「ケポッ」と吐く、
身体を動かした拍子に口からタラ~っとミルクが溢れる・・など、
これはいたって正常な反応なのですね。
(もちろん、すべてのお子さんが吐くわけではなく、
吐かないお子さんもいらっしゃいますよ♪)

身体の構造が逆流しやすい・吐きやすい=食後すぐに横たえたら・・ → 吐く

なので、まずはしっかりと&根気よくげっぷをさせてください。

げっぷはママのお膝の上に座らせるような形でも、
肩に担ぎ上げるような形でも、どのようなスタイルでも構いません。
いずれも「上半身を起こした状態で」あればOKです

根気よく頑張ってもどうしても出ない・・という場合は、
寝ている間に吐いたもので気道が塞がらないように、
赤ちゃんの身体を斜めにして(身体の下に丸めたタオルなどを挟みこんで
身体に角度をつけます)寝かせてください。

また「げっぷは授乳後だけにするもの」ではなく、
前回の授乳後にげっぷが出なかったのであれば、
次の授乳の前にもう一度、げっぷを出すようにトライしてから
授乳をする習慣をつけられると良い
かと思います。


上記の通り、赤ちゃんの身体の未熟性により吐きやすいので、
通常は数ヶ月間、「授乳をしたら吐く」
が続いても問題ないことも多いのですが、
以下のような場合は念のため、受診してDrに診察していただくと
安心でしょう。

・ 水分が摂れないほど繰り返し吐く。
・ ぐったりしていて、顔色が悪い。赤ちゃんの元気がない。
・ 高熱や下痢などの嘔吐以外の症状も併発している。
・ 吐いた物に血液が混じっている

また、繰り返し吐くことで赤ちゃんが痩せていくのは、
危険な兆候です。

繰り返し吐いて、だんだんと赤ちゃんの体重が減っていくようであれば、
早急に受診してくださいね!!!
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乳頭・乳輪のオイルラップとは・・?

前回・前々回と続いてきました「乳頭の亀裂・血豆」、「浅吸い対策」に関連して
心強い味方のご紹介です。

セルフマッサージの項でもご紹介しましたが、
乳首の圧迫マッサージがなかなかできない(痛みが強い・どうしても時間が取れない、等)
場合、この『オイルラップ』をお勧めします。


使用するのは母乳育児に適する動物性の油(油脂)。
一般的には羊油(原料:ラノリン100%)由来の「ランシノー」や「Pure Lan 100」
馬油由来の「ピア馬油(バーユ)」や、薬局で手に入る「ソンバーユ」などです。

 *ラノリン製品は薬局ではなく、育児用品店で購入になります。


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◆授乳と授乳の間に、乳首と乳輪に薄く上記の油を塗ります。

◆その上からラップを乳首&乳輪を覆える程度に小さく切り、ピッタリとのせます。
(ラップをあまりにも大きくしてしまうと、蒸れて「あせも」などができやすくなるので、
要注意です)

◆次の授乳の際にラップをはずします。

基本、ランシノーやpure lanは、赤ちゃんが舐めても問題ない成分と
なっていますので、拭き取らなくてもOKです。

ただかなりべたつきますので、その感触が嫌な方は
濡れタオルなどで軽く拭き取られると良いでしょう


動物性の油は、皮膚を柔軟にするとともに、傷の治りを早める効果も
あります。
なので、
・ 乳口の開きが不十分な方、
・ 乳首や乳輪が硬く、赤ちゃんが吸いづらそうにしている場合、
・ 既に乳首に亀裂や血豆ができてしまった方、
・ あるいは亀裂の予防に ・・・

とても使い勝手の良い優れたケア方法なので、
まだ試したことがない方はぜひ、実践してみてくださいね




また、ランシノーに関しては、『お試しサイズ2g入り』のものを
郵送にてお分けすることも可能です。
ご希望の方は、助産師あいまでメールにてご連絡くださいね♪
(2gでも、数回分の使用が可能です)

お試しサイズランシノー : http://midwifeai.blog32.fc2.com/blog-category-28.html

乳首が痛い!血豆や擦り傷ができている!!

授乳し始めのときに、歯を食いしばらないと痛くて授乳ができない、
痛みを我慢して吸わせていたら、乳首の先に血豆や擦り傷のような赤剥けが
できていた~!!
なんてことは、ありませんか?

これはすべて『浅吸い』が原因で起こっていると言っても過言ではありません

これまでにも何度も浅吸いの話題が出てきていますが、
浅吸いはデメリットこそあっても、メリットは・・・ ないですね。。


浅吸いになることで「適切な母乳分泌ポイント」を捉えることができず、
赤ちゃんは充分な量の母乳を飲むことができないため、
結果として母乳生産量が徐々に減ってしまいます。
(またその過程で、飲み残し母乳が増えることでの「乳腺炎」になるリスクも
上がります)

また浅く吸われることで「ゆがめ飲み」になりやすく、
母乳の通り道・乳管が細く細く引っ張られることにより、通り道がさらに通りづらくなり、
母乳が出きらず、乳房内に残ってしまう → 乳腺炎のリスク↑ ・ 分泌量↓
にもなりますね。


なので、母乳をもっともっと出したい!!
痛くないように(血豆ができないように)授乳したい!!

という方は、絶対に「浅吸い」は避けなくてはなりません

正しい抱き方・吸わせ方を復習していただくと同時に、
赤ちゃんが適切におっぱいを捉えることに慣れるまでは、ぜひともママが
自分自身で赤ちゃんのお口におっぱいを運んであげてください。

赤ちゃんのお口の開く方向(左右の口角方向に長く開きますよね)にあわせて
おっぱいを細くするように手でつまみます。
(乳首だけをつまむのではなく、乳輪あたりまでを細くするようにつまみます)

そのおっぱいを赤ちゃんの口の奥に差し入れるように、
タイミングを合わせ「赤ちゃんを引き寄せ」「自分も赤ちゃんに近づいて
ドッキングします。

段々慣れてくると、ここまで介助しなくても上手に授乳できるようになりますので、
最初はぜひとも面倒とは思わず、
しっかりと赤ちゃんのお口におっぱいを運んであげてください。

また、乳輪を赤ちゃんの小さなお口にフィットするよう細くつまむには、
乳輪の柔らかさが絶対不可欠です。

産後直後は手入れをしてもなかなか難しいかと思いますが、
根気よく、乳輪を柔らかくするようなセルフマッサージを続けてくださいね





正しい授乳の仕方  http://midwifeai.blog32.fc2.com/blog-category-32.html


セルフマッサージ   http://midwifeai.blog32.fc2.com/blog-category-25.html

乳首が短い・平ら・へこんでいるときには・・・?

このテーマは、どこのカテゴリに入れるか悩んだのですが、
とりあえず「分泌促進」に入れておきます^^

乳首が短い・平ら・へこんでいる場合、母乳をあげることはできるのか?
疑問・不安に思われているママは、少なくないと思います。

結論から言うと・・・

 可能です!!


そうなんです。乳首の状態がどうであろうとも、直接授乳は原則
可能なのです。

ただ・・・「いかにも飲みやすそう」な乳首のママと比べれば、
やはり努力は必要になってくるのですね。

何をしなくてはならないかと言うと、

まず「乳首がへこんでいる(陥没乳頭)」場合
乳首全体が乳輪にもぐっている場合だけでなく、中央が亀裂したような状態で
もぐっている(裂状乳頭)場合も含みます。

このような方の乳首は、生まれてから数十年と、もぐっている部分は
下着でこすれるなどの刺激にさらされていません。
なので、その部分はとてもデリケートです。

突出している乳首であっても、授乳し始めの頃は
ヒリヒリと痛くなったり、場合によっては亀裂を起こしたりするものですので、
守られてきた部分がいかにストレスに弱いか・・・
ご想像がつきますよね?

なのでできれば妊娠中から、自分の指で引き出して乳首の圧迫マッサージをしたり、
指では滑ってしまい上手くいかない場合は、「乳頭吸引器」などを入手して、
できるだけ突出する習慣をつける・刺激に慣らせておくことが重要になります。


また乳首がへっこんではいないけど、短く感じる・平らかな~?と言う方も
同様です。

できれば妊娠中からの「引っ張りだしお手入れ」をするに越したことはありませんが、
「いやいや・・できなかったわ^^;」という場合は、
赤ちゃんが生まれて授乳するようになったら必ず
授乳前の乳首引き出し&圧迫マッサージと、乳輪下が柔らかくなるまでの圧抜き*
(乳首の圧迫マッサージを数分行っていると、自然に母乳が滲み出してきます。
そのまま乳輪の部分が柔らかくなるまで、母乳を排出してください)
を、必ず行ってください。

産後直後(産後3・4日目~1・2週間くらいまで)は、かなりおっぱいがキツく
張ることが多いです。

そんなパンパンな状態で無理矢理直母をしようとすると、必ず浅吸いに
なります。

浅吸いになれば、容易に乳首が切れたり、血豆が出来てしまったりします。
痛みのストレスで母乳分泌が抑制されることもありますし、
何より一番、浅吸いであると、効果的に母乳が排出されないため、
結果的にどんどん母乳が溜まっていき、新しい母乳が生産されにくくも
なるのです。


面倒だな~・・・時間もないし大変だな~・・・と感じると思いますが、
この作業も母乳を出すための大事な過程です。

どうぞ、頑張ってください




セルフマッサージ   http://midwifeai.blog32.fc2.com/blog-category-25.html

産後のおっぱいの変化  http://midwifeai.blog32.fc2.com/blog-category-17.html

正しい授乳の仕方  http://midwifeai.blog32.fc2.com/blog-category-32.html

母乳分泌を増やすには?

これまであるようでなかった「母乳の分泌促進」について、
これからお話していこうと思います。
ただ対応が多岐にわたるため、今回は最重要事項のみ、
一緒におさえていきましょう!!


まず何より重要なのは、
 頻回の授乳 です。

母乳は乳頭へ刺激が加わることで、産生・分泌を促すホルモン、
プロラクチン・オキシトシンが分泌されます。
なので、「出ないから吸わせない」のではなく、
出が少ないからこそ、頻繁に授乳」をしてください。

(頻繁な授乳とは、1・2時間毎、或いは赤ちゃんの求めに応じて
チョコチョコ飲ませる授乳です)

赤ちゃんが入院しているなど、直接おっぱいを吸ってもらえない場合、
 何らかの理由で直接授乳ができない場合などは、
 授乳を搾乳・乳頭への刺激(セルフマッサージ)に置き換えて読んでください。


それに加えて、諸々の状況にあわせての対処法を今後掲載していきますので、
ご自身にあった状況を選んで読んで・トライしてみてくださいね

搾乳器は必要?

随分と更新が滞ってしまいました。
おかげさまで手術第1弾の「手首のリペア」は無事済み、
現在包帯でグルグル巻きのギプス固定中のような状態です

このまま1週間過ごし、その後は軽易な固定装具に変えていくそうで、
トータルでは4週間の固定が必要とのことです。

当面は従来通りのご予約を承ることができず、大変ご迷惑をお掛けいたしますが、
何卒ご了承のほど、よろしくお願いいたします



さて表題の『搾乳器の使用』です。

搾乳器は「絶対に使わない方が良い」と言うことはありません。
状況に応じて臨機応変に使用していただければ問題ないのですが、

 毎回の授乳後に後搾りとして、搾乳を!

という習慣は、避けた方が望ましいかと思います。

母乳は搾ったら(出したら)搾った(出した)分だけ、補充として作られます。
なので、毎回「スッカラカンになるまで」搾り出してしまうと、
結果として『分泌過多』の状態になってしまうことがあるのです。


母乳は必ずしも根こそぎ飲ませたり、出し切る必要はありません。
部分的なしこりとして残るようなことがなければ、
多少の残りは気にしなくてOKです。
(目安としては、授乳後のおっぱいが全体的に軽く・ふにゃっとしていればOK)

もし部分的に残ってしまう・しこりが触れるようであれば、
まずは後搾りで対処しよう!と考えるのではなく、
授乳の際の抱き方・口の含ませ方から、改善するようにしてみてください。


【ではどんな時に搾乳器の出番があるの???】

通常搾乳器を頻繁に使用するのは、

・ お子さんが入院などしていて母子分離にあって、
  母乳を定期的に搾る必要がある場合

・ なんらかの理由で、お子さんが直接おっぱいに口をつけて
  飲めない場合

のような状況がほとんどです。

乳頭に傷があって痛くて飲ませられない、などの場合も
搾乳器の使用を検討されることもあるかもしれませんが、
状況によっては搾乳器の使用により、より悪化してしまうこともありますので、
使用には充分ご注意ください。


搾乳器の使用が適さないのは、

・ 乳口の開きが充分でなく、母乳の出が不十分なとき
・ 母乳の生成自体が充分でない場合(出産後早期など)

です。

搾乳器は本来の「赤ちゃんが母乳を搾り出す」メカニズムとは異なった動きにより
母乳を吸い出します。
(搾乳器は単純に「吸引圧」により、母乳を吸い出します)

なので、分泌が不十分・スムーズでない時期に使用すると、
乳頭や乳腺に負担が掛かってしまう場合もあるのです。

そのような時期に搾乳が必要な場合は、慣れないと大変かとは思いますが
 『手による搾乳
をおすすめします。


授乳に際し、困った! 悩んだ! と言うような時は遠慮なく
ご相談くださいね
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